初心者サーファーが次の扉を叩く時

34歳からサーフィンを本格的にスタートした男のブログです。楽しみながらサーフィンしています。

夕方のサーフィンは心が動く


先日、久しぶりに夕方にサーフィンに行きました。

 

連休中ということもあり人は多かったです。

そのため、メイン横で2〜3人のポイントでのんびりとセットを待っていました。

波は腰レベル。厚めの波だったのでオルタナティブ系ミニシモンズのツインを持ち出して入っていました。

 

最近は、EPSのクワッドでサーフィンする機会が多くて最初の一本はすぐにコケてしまいましたが、ミニシモンズのドライブ感とツインのルースを久しぶり体験し楽しさのあまり笑っていました。

 

🏄

 

お昼過ぎから入水したので夕方になるにつれ人が少なくなり最終的には3名。

満ちてくる時間でもあったのでより割れにくい波になってしまい。あとの2名もセットを乗って上がって行きました。

 

さて、久しぶりのおひとり様サーフ。

 

日も傾き始めて雲に隠れて行きました。

雲はうろこ雲でとても幻想的な空になっていく。そこに形のいいセットが入ってくる!

 

この日1番の波に乗りロングライド。

 

さすがに気持ちいい。

 

体力はギリギリになっているのにすぐにパドル開始、再びセットを待つするとまたセットが!

 

空には最高の夕焼けが。

 

波は腰波のフェイスがしっかりあるロングライド。

 

海には1人。

 

少し泣けてくる。

 

私が居ても居なくてもこの景色と波はあって自然はそういうのが当たり前なんだと考えるとここに入れたことに感謝と幸福感しかないと思う。


 

サーフィンを初めてから少しづつ生活が変わり始めていて、子どもの頃のように笑える自分に戻っているのがわかる。

 

子どもたちは、素直に自分のしたいことやり真面目に頑なにそれを譲ろうとしない。

 

それはわがままだと言う人もいるけれど、それは自分の人生をただ当たり前のように生きているだけと私には見える。

 

 

🏄

 

 

いつしか、私たちは自分のやりたいことを誰かのやりたいことと同じだと考え、本当に自分がやりたいことに挑むことをやめてしまう。

 

それが社会を動かすことになるのかもしれないけど、自分のやりたいことも社会を動かすことになるかもしれない。いや、むしろそちらの方が社会は動くのではないか?とも考える。

 

失敗が怖いと挑戦することすらやめてしまう。私たちはいつからか失敗することをダメだと言われ、その価値観が当然なのだと刷り込まれる。

 

でも、子どももサーフィン初心者も初めは失敗続きで何も成功しない。上手くいってもその時間や回数は極端に短い。

 

 

 

不格好な姿を晒すことができる人間だけが波に乗れることが出る。

 

それはサーフィンだけでなく人生や仕事においても同じなんだなっとゆっくり変わりゆく夕焼けを眺めながら最後の波に乗り心地良い疲れの中、海から上がった。

 

おわり