初心者サーファーが次の扉を叩く時

34歳からサーフィンを本格的にスタートした男のブログです。楽しみながらサーフィンしています。

上達したい初心者こそ冬のサーフィンを楽しもう!

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冬の海は透き通っている


昨日は久しぶりにサーフィンに行ってきました。

 

昼過ぎから引きに合わせてポイントを選びながらサーフィンをしたのですが、昨日の風により波は腰以下。

 

冬の海でしたね。それでもセットでなんとか練習できたので満足しています。

 

 

 

サーフィンをはじめた初心者こそ冬の海で練習しろ!っと教えてもらってからは毎年冬の海でサーフィンをする様になりました。波は夏と比べて全然ないことが多いですが、それでも人を気にせずにできるので思う存分練習ができます。

 

下手な姿をさらけ出すことだって全然気になりません!

 

 

 

surf34.hatenablog.com

 

 

 

冬のサーフィンで上達したこと

私が経験したことで恐縮ですが、冬にサーフィンを続けていると全体的にサーフィンは上手くなります。

 

下手なりにですが上達する速度は、冬以外の季節だけがんばっているサーファーよりも早いように感じます。

先ほどもあげたように冬は基本的に人が少なく周りを意識せずに自分のタイミングでサーフィンをすることができます。

 

そのためパドル、テイクオフ、ライディングの順番で上達していきます。

 

パドル:お!前に進むぞ!

冬の海でサーフィンを頑張っていてよかったな!と思えた初めての瞬間はパドル力がついたと感じた時です。

 

お!前に進むぞ!

 

っと 、急に実感したんですね。それまでは、パシャパシャとパドルをしていましたが、前に進むと感じてからはグイ、グイっと行くようになりました。もちろん、上手い人からするとまだまだのレベルです。

 

でもね、パドルで前に進む感覚を掴むことは初心者には大きな変化ではないかと思います。

 

波のサイズが大きくなったり、流れがある中で貧弱なパドルでは見るも無残な姿をさらすだけでしたが、冬にサーフィンを続けたおかげでパドル力が身につき次のテイクオフへと繋がっていきました。

 

ちなみに、パドル力が上がった理由としてよく耳にするのが【パドル筋】が付いたというものですが、自分としては筋肉がついたというよりは使えるようになったという方が合います。

 

また、パドル力が上がったと感じる主な理由は【水を捉えて押せるようになった】という感覚を身につけたことが大きいと思います。

 

パドルは手を入れる入水角度、水を捉える場所、そして水を押すの精度+回転速度がで早くなっていくと感じています。

 

 

テイクオフ:板が走る感覚と焦らない気持ちをゲット。

テイクオフ!

本当に冬の海では心安らかにテイクオフが出来るようになりました。

 

夏の海と違い誰もいない海では、前乗りも気にせずに自分のタイミングでテイクオフができます。

 

この時、「テイクオフは板が走ってからの方が安定するよ」と教わっていたのですが、その意味がやっとわかるようになりました。以前は、パーリング祭りをしていた私には板が走るという感覚が理解できていませんでした。

 

 

そもそも、先ほどパドルの話をしましたが、パシャパシャパドルのレベルではテイクオフに充分な推進力がついておらず波の引き込む力に負けていました。

 

また、パワーゾーンポイントに合わせるという感覚もパドル力の弱さからコンロールができないレベルで板が走るという話レベルの問題でした。

 

それが、パドル力が上がると心とスピードに余裕ができていいポジションからテイクオフ出来るようになり、板が走る(スピードがつく)まで待てるようになりました。

 

実は、この 待てる=間 がサーフィン上達のキッカケとなり次のライディングに活かせるようになったんです。

 

間というのは、板が走ってからライディングする場所(ライン)が見えるまでの時間です(これは自分なりの視点ですよ)。

 

以前は、テイクオフ出来る!と感じだ瞬間にすぐに板の上に立っていましたが、そうすると足のポジションも定まらずそして、そのあとはどうするんだ?とライディングする場所が解らないままでした(加速しないこともしばしば)。

当時はテイクオフすることが目的になってしまいその後の展開ができていませんでした。

 

それからパドル力がつき、安定してテイクオフが出来るようになってからは、間を取るようにしてみると足のポジションは決まり、ラインも見えてイメージに近いライディングが出来るようになってきました。

 

 

ライディング:なにこれ、楽しい!

ライディング。

サーフィンをしていてアドレナリンがバンバン出て、心の底から楽しいぞ!っと感じるのはこの瞬間ですね。

 

ブログを書いている手が止まらないほどテンションが上がります。

 

フェイスにラインが見えた瞬間にGoProの映像はこれか!っと興奮しましたし、自分がイメージしたようにターンが出来た瞬間はめちゃくちゃ笑顔になってしまいます。

 

冬の海は人が少なく気兼ねく自分の思い描いたように(実際にはできてないけど)思いっきり波に乗ることができます。

 

プルアウトする人がいたり、前乗りする人がいたり(自分も含めて)と何気に周りに気を使いながらするサーフィンとまるで違います。

 

良い波が来たらしっかりと見極めてパドルをスタートさせ、ショルダーからしっかりとテイクオフする。フェイスにラインをイメージしながら楽しむ冬のサーフィンは本当に楽しいものです。

 

初心者サーファーこそ冬の海に出かけてサーフィンしましょう。水や空気が冷たくて辛いこともありますが、その分透き通った水と空気は夏とは違う楽しみを教えてくれます。

 

 

私は、サーフィンを初めた最初の冬にパドル力とテイクオフ、ライディング(横に行く)が出来るようになりました。もうこれは本当にテンションが上がりました。次の夏にはボトムターンも出来るようになり、今ではカットバック(っぽい)が出来るようになってきました。

 

テイクオフがやっとというレベルの方は絶対にオススメです。

 

 

冬の海は基本辛いから用意した方がいいもの

ただね。冬の海には辛いことがあります。

 

基本的に寒いです。空気と海水はとにかく冷たい。ドルフィンすると後頭部がキーンと痛くなります。かき氷食べていなくてもなるとはこの時、知りました。

 

 

そのため、ウエットスーツセミドライを用意して、グローブとブーツも揃えました。高いウエットスーツは10万円ほどしますが、初心者の私は日本製のウエットスーツを選び使用しています。何と言ってもコストパフォーマンスが高いですね。

 

以前は、海外ブランドを買って使っていたのですが、日本人体型の私にはサイズがなかなか合わずでした。今、使っているのは2つ目のウエットスーツ。日本人体型に合わせたサイズもありとても助かりました。

機能面も満足していて暖かいですね。セミドライの最大の課題は脱ぎ難いっというのがありますがこれは全然苦ではありません。

以前のウエットスーツは脱ぎ難いため寒空の中で凍えていました。

 

今では3シーズン目に突入して所々穴が空いているので補修するか新しいのを買うか検討中です。

 

 

 

グローブは最近は使わなくてもいいので好き好きですが、冷え性の私にはなくてはなりません。ただ、水を吸って重くなるので後半はパドルがキツくなります。その分、パドルが鍛えられるような感じもありますが…。

 

 

SURF8 サーフエイト サーフィン グローブ 87F2X9

SURF8 サーフエイト サーフィン グローブ 87F2X9

 

 

 

ブーツは引っかかるなどの課題はありますが、無いよりはあった方が私は楽しくサーフィンできます。足が冷たいのって結構パフォーマンスを下げるんですよね。

それなので私は寒いなって時はブーツを必ず履きますよ。

 

 

 

 

そして、一番恩恵っを感じるのはホットジェル。本当、これは神の領域です。これ一本で全然違います。ちなみに量も充分なのでこれで3シーズンはいけます。本当に暖かくて助かります。ただ、塗りたくると熱くなりすぎるので気をつけてくださいね。塗り始めはそれほど熱くはないので勘違いして多く塗ると汗かきます。

 

 

 

 

あとは着替える時には風除けと保温してくれるポンチョ!これは本当に助かります。オールシーズン使えるので1つでも用意しておくことをお勧めします。

 

 

最後に太陽。これは晴れることを祈りましょう!

 

 

 

 

 

 

夏の海ではサーファーの多いためそもそも波に乗るチャンスが少ないです。そのため、上達する速度は遅くなり乗れそうな波も上手い人に乗っていかれてしまいます。その点冬の海は人が少なく思う存分サーフィンを楽しむことができます。

 

辛いのは寒さだけ。でもそれはアイテムを揃えることで苦ではなくなります。

 

お互いに楽しんでサーフィン上手くなりましょうね!

 

追伸

どうしてもサーフィンに行けない時は動画でイメージトレーニングをしています。

お気に入りが幾つかあるのでまとめてみました。

 

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