サーフィンがうまくなりたいと思ってから心得ていることがあります。
その心得の中で【いい波に乗る】ということについて書きたいと思います。
今日ははじめてのポイントを探して見つけた誰も入っていないポイントで。
— surf_life34 (@SurfLife34) 2018年5月22日
厚めで風も入ったけど、セットが良かった🏄♂️
はじめてのポイントはドキドキするけど、トリップしているようでかなり良かった。 pic.twitter.com/UvTlxMeA1V
いい波に乗るなんて当たり前、でもいい波はみんなが集まって上手い人が乗るから初心者には無理だよ。という意見が圧倒的に多いですがおっしゃる通りです。
サーフィンは実力主義の世界です。
私も小学生の男の子にガンガン波を持っていかれます。軽やかでスムーズな動きを見ていると羨ましく思う。痩せよう…。
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いい波に乗るためのポイント選び
本題に戻ります。
いい波に乗るにはどうするか?
いい波があるポイントには猛者さんがたくさんいます。もちろんローカルさんもいらっしゃる。
そんな中、初心者サーファーがそっと入ったとしてもそう簡単に波をゲットすることはできません。もし、ゲットできたとしてもそれは周りの皆さんが譲ってくれた波です。
感謝しましょう。⬅︎これがサーフィンのいいところです!
では、どうするか?
それはポイントについて岸からしばらく波の様子と人が少ないところをチェックします。
サーフィン初心者が選ぶポイントの条件
①人が少ない
②時々(10分前後)、セットが来てブレイクする
上記の2つを満たすポイントを探し出します。
猛者さんやローカルさんが集まるポイントは安定して波がブレイクするところです。
10名ほど居たとしても波に乗るのは1〜2名です。セット来てもMax6名程度しか波に乗れません。
周りがいなくなったとしても猛者さんやローカルさんはラインナップに戻る速度(パドル力)は半端ないので厳しい環境に逆戻りです。
一方、2つの条件を満たすポイントでは人は少なく居たとしても猛者さんでもなくローカルさんでもないサーファーである確率が高いです。
そう、類は友を呼ぶです。
同じ釜の飯を食う仲を改め【同じ波をシェアする仲】ですね。
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体力の消耗を防ぐことができる
サーフィンをはじめた頃は波をくぐり抜けるドルフィンスルーやポジションをキープするためのパドリングでかなり体力を消耗しますが、条件を満たすポイントでは比較的体力の消耗は抑えることができます。
以前、私は2kg前後体重が落ち体力もかなり消耗しましたが今では無駄な体力を消耗せずに波に乗るタイミングに全力をかけることができるようになりました。
本来、波に乗るタイミングで全力を出しテイクオフ後はスムーズな体重移動でサーフィンを楽しむのですが、ドルフィンやポジションキープで体力を消耗してしまうといざという時に良いパフォーマンスを出すことができません。
せっかく、波に乗れるチャンスが来てもパドリングが弱く遅いと波に置いていかれます。
私自身、何度も失敗の経験して辿り着いた答えが「とにかく、1回でもいいから波に乗ろう」でした。つまり、量より質です。
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いい波に乗ってから変化したこと
量より質を意識したことで変化したことがあります。
それは…
- 乗れる波と乗れない波の判断がついたこと
- 落ち着いてテイクオフができるようになったこと
- 波に合わせてパドリングができるようになったこと
- 横に行く(ライディング)ことができるようになったこと
これくらい変化が起きました。
周りに人が多くいるとどうしても自然発生的に競争が生まれます。もちろん、優先権などサーフィンのルールやマナーはありますが、上記したように実力社会の世界ですからそういうわけに行かない時もあります。
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乗れない日もあるさという感覚が大切
サーフィンは自然相手のスポーツです。当然、良い日と悪い日があります。
波に一回も乗れないということもあります。私は4時間入って1度も乗れなかったという経験を何度もしています…。
そんな中で量を求める期間と質を求める期間の両方をうまく活かしてサーフィンを楽しんで欲しいと思います。
沖に出て波を待っている時間が私は大好きです。
その時間には感謝しかありません。
keep a smlie surfing