サーフィンが上手くなるためにはそれなりのポイントがいくつかあります。
間違ったやり方やトレーニングをしていては上達する日はどんどん遠のいていきます。
サーフィンは自然相手のスポーツなのでその点をしっかりと理解して自分のサーフィンレベルにあったポイントを選ぶことが最も大切です。今回は、自分がこれまでやってきた初心者サーファーが波に乗れるまでにやってきた全てのことをここに書きたいと思います。
初心者サーファーによる初心者サーファーが上手くなるためのポイント選びをまとめていきます。最後までお付き合いくださいね。
エキスパートオンリーな波にファンボードで挑む2人。
— surf_life34 (@SurfLife34) 2019年5月22日
実力者かなっと見ていたら全然アウトに出れずにどんどん右方向へ。あっという間に300mほど移動して行きました。
心配はしたのですが、アウトには全く出れない環境だったのでそっとしておきました。
こんな場合皆さんは声かけますかね? pic.twitter.com/caPNX05rO9
この写真を撮った時は実力者かなっと思うほど躊躇せずに入って行った2人。数分後には沖に出れずに入る場所を探して右方向へ行ってしましました。
サーフィン初心者の上達のポイント
サーフィん初心者が上達するポイントはシンプルに波に乗ることです。
…当たり前!っと思ってこのブログを閉じようとしているあなた!少し待ってください。もう少し読んでいただくとその真意を理解していただけるかと思います。
おそらく、今、このブログを読んでいるあなたはサーフィン初心者であり、サーフィンの魅力に取り憑かれ始めている方だと思います。そうでなければ、こんな初心者サーファーのブログなんて覗かないと思います。
私もサーフィンを始めた時は色々と悩みました。サーフィンを初めてから約1年近く波に乗れることはなく時は波が過ぎていました。
YouTubeを観て学び、上手い人のブログ雑誌を読み漁っても自分のサーフィンが上達することがありませんでした。
悩みながらもいかにしてサーフィンが上手くなるかを考えて出た答えとしてはやはり波に乗る回数を増やす事でした。
今から書く内容は私が波になる回数をいかに増やしたかを書いていきます。
少しでもあなたのサーフィンライフに役立てれば幸いです。
波に乗る回数を増やす
波に乗る回数を増やす。これは簡単そうで意外と簡単ではありません。そもそも初心者のレベルではどの波が乗れて、どの波が乗れないのかを判断することが最初は難しいです。ある程度波に乗れるようになった今でもこの波を乗れると判断した波が意外と乗れなかったりすると言うこともまだまだあります。
周りを見ても、上手い人でも波に乗り切れない人がたくさんいますし乗る波を判断するってなするほど難しいことです。
ただその中でも、サーフィンのルールや波の仕組みなどを考えていくと乗れる機会がどんどん増えていきます。基本的には他のサーバーと同じことをしていてはダメなので視点を少し変えていく必要があります。私はその視点を変えながらやっていきましたが当初は何かルール違反をしてるんではないかと心配になりながら今から紹介することをやっていました。結果としては特に問題もなく楽しくサーフィンができています。
人が少ないポイントを探す
ビーチブレイクのポイントでは、ある程度決まったポイントで良い波がブレイクしていますが、少し視点を変えてみるとその隣でたまにブレイクしている波があります。
人が多いポイントでは上手い人が多く、そのポイントに入ってもなかなかチャンスは巡ってきません。
波が来る周期によってはたくさん波が来てどんどんどんどん人が乗っていけることもありますが、上手い人が多ければ初心者の私にはそのチャンスは限りなくゼロに近く3時間入っても1本も乗ることもなく終わると言うこともありました。
サーフィンにはルールがありワンマンワンウウェーブという波には1人だけ乗るというルールです。安全に楽しくサーフィンを楽しむためにはこのジュールをしっかりと守らなければなりません。もし守らなければ怒られることもあります。このルールさえ守っていればサーフィンを楽しめると言っても過言ではありません。
そのため波の本数やポイントで待っている人の人数によってどうしても波に乗る回数が少なくなる人が出てきます。多くは初心者サーファーがそれになりますがやはり同じポイントにいたとしても波に乗る回数は限りがあり、パドルを開始したとしても必ず乗れると言うわけではありません。
そこでできるだけ人が密集しているポイントから離れ自分の乗りやすい波がブレイクしている場所でサーフィンをしましょう。
乗りやすい波を見つける
次に自分にとって乗りやすい波を見つけていきましょう。上記のTwitterの波のようにチューブができているパワフルな波で初心者がサーフィンを楽しめたと言う事は今までないと思います。
私たち初心者サーファーが楽しめる波は腰位の波と言われています。板の上に立てば腰位の波で海の中で立っていると大体目線くらいの波になります。
人が少ないポイントで自分にとって乗りやすい腰位の波がある場所を探すことができれば、初心者にとってとても良い練習になると思います。私は最初に乗れた波のことを今でも覚えていますがそのサイズがやはり腰位の波でした。
今では徐々に波のサイズが上がっていき最近では頭位の波に挑むようになりました。そこにたどり着くまではやはり大変なことも多かったですが徐々に波のサイズを上げていき恐怖心を克服しながらサーフィンの楽しさを満喫しています。ぜひあなたも見た目だけではない冷静に自分のレベルに合った波とポイントを探しましょう。
またスープで練習するというのも最初にお勧めされる練習方法ですが、波に乗る感覚が掴めればある程度おきに出てやはり腰位のサイズの波に乗る練習をしましょう。スープはある程度波に乗る感覚が掴めますが立っていたを横に走らせると言う感覚は身に付きません。
サーフィンの楽しさは波を横に行くライディングができるようになってさらに増していきます。この時は良い大人になった私でも満開の笑顔でした。
初心者サーファーが注意しなければいけない波
ここからは初心者サーファーが注意しなければいけない波についてお伝えします。
台風の後は注意が必要
とにかく台風の時の波は気をつけてください、そして台風が残していった波は多くのサイファーにとってはご褒美になりますが、初心者にとってはリスクのある危険な波であるという事は変わりありません。
台風が残した波にはまだかなりのパワーが残っており見た目は腰位の波でもとても力強い波です。またその波が基地にたどり着くと多くの海水が岸に来るためカレントが生まれ初心者サーファーのパドル力では右や左または沖にどんどん流されていきます。
私も何度かこの経験があり沖にはすごくいい波があってもそこにたどり着くことができず、どんどん流されていったと言う経験があります。最後にはパドルする力もなくパワフルな波に押し戻されて基地にたどり着いたと言う苦い経験があります。下手をすると海難事故になっていたと言うことも考えられる経験です。
サーフィンの事故は実力の過信とポイントの見極める力が不足している場合に起きます。
いい波でも誰も入っていなければそれなりの理由というのがあります。誰も居ない海でサーフィンをストレスなしで楽しむことは理想ですが、それにはある程度のリスクがあることを知っていなければなりません。
オマバケセットに乗れたら人生変わるだろうなー。今は乗らんけど🙄違うポイント行きます。 pic.twitter.com/J2S6INPazS
— surf_life34 (@SurfLife34) 2019年5月22日
このツイートの写真にある波は余裕のトリプルオーバーです。2階建て家くらいの波です。しかも、ブレイクしているのは100m以上も沖です。いつもならその半分のポイントで肩くらいのサイズのはずですが…。ブレイクした波が100m近くもスープとして届き、インサイドでさらにブレイクするという…。無理です。
スープが長いパワーのある波も注意
上記のツイートの写真にもあるようにスープが長いパワーのある波でも初心者サーファーの練習には向きません。
カレントが発生し沖に出ることもできません。もし、運良く沖に出れたとしてもそれはカレントの中で実力とは関係なくただ流されているだけです。
流れ着いた先にはドルフィンスルーしても叩きつけてくる波が待っているだけです。
冷静に考えてやめましょうね。
自分よりも先に入る人がいればその人の様子を観察しましょう。
流れていないか?
沖に出れるのか?
パドル力は?
自分よりも上手だなっと感じ、自分には厳しいと思えばまた日を改めて海に行きましょう。その日は上手いサーファーを観て勉強しましょう。
たまに波があるポイントでもいい
メジャーポイントが苦手な私はいろんなポイントを探してみることがあります。
初めて入るポイントはすごく緊張するけれど、自分に合ったポイントを見つけるのはすごく楽しく、良い波に巡り会えた時は幸せな気持ちになる。
もちろん、これまで書いてきた内容を守ることが大切です。
人が多くても周りを見るとたまに波があるポイントがあります。私はよくそこに入っています。初心者のうちは、この波に乗っていいのか?乗った先に人はいないか?前乗りしていないか?などと色々と不安になったり、考えたりしてサーフィンを楽しむことができません。
しかし、人が少ないポイントでたまにブレイクしている波ではその心配も少なく一緒のポイントにいるサーファーと波をシェアしたりすることもできます。そこにはサーフィンの最も尊敬できる文化があります。
時には辞める勇気を持つこと
折角、海に行ったのにサーフィンせずに帰ってきたという寂しい経験はこれまでに何度もあります。当初はどんな状況でも入ってやると意気込んで入っていましたが、意気込みだけでは良い結果が生まれず悔しい思いや辛い経験をすることの方が多かったです。
初心者はなかなかその判断ができませんがこれまで私が経験してきた中のやめる勇気を持つ瞬間をお話ししたいと思います。
自信がない時は無理に入らない
まず初めに自分に自信がない時は無理に入らないと言うことです。波を見て自分のパドルでおきに出ることができるだろうか?この波に無事にテイクオフして楽しむことができるだろうか?などと疑問に思えるような波は基本的には自分の実力以上の波になっています。少しでもサイズが上がり不安があるような状況ではできるだけサーフィンは控えたほうがいいと思います。私もこれまで実力以上の波に挑み波に巻かれて溺れかけた経験は何度かあります。本当に恐怖を感じた時は頭位の波に巻かれて海底に押し付けられた時です。巻かれたため上も下もわからない状況で気がついたときには会計に押し付けられていました押し付けられたといってもただたどり着いたわけではなく波の強い力で海底にしばらく押し付けられていたのです。
ポイントにたどり着くまでに納品するとパドルで行が上がっている状況でしたので呼吸も荒く十分に酸素を背に入れることができない状況でした。改定に押し付けられる力が弱まって足で書いて避けておきに上がろうとしても頭オーバーの波が何度も迫り来る中で十分に息ができずまた巻かれていくと言うここに書くだけでも苦しくなっていくような経験をしました。その時は本当に後悔しました。
周りにいたサーファーは、心配そうに見ていましたが何とか板の上に座ることができ、次の波に乗り岸に戻りました。私は岸に上がってから今までにないほど疲れていることに気付き、サーフィンの怖さを知った経験となりました。
体調はいい?
サーフィンは朝が早いです。そのため前日の睡眠時間が短い場合体力が低下する傾向にあります。またスポーツをする上では睡眠不足は悪影響しかありません。そのためサーフィンをする時は前日からよく睡眠をとり体調管理をしっかりとして飲みにいきましょう。サーファーの中にはお酒を飲んで入っている方もいるようですがやはりこれはお勧めできないです。
サーフィンは少しでも間違えれば命を落とすスポーツです。他のスポーツよりもその確率は高く安易な考えで海に入る事はぜひとも避けたいところです。
友人が入っても自分は止める勇気を持とう
初心者の頃はサーフィン経験のある友人と一緒に行くことが多いと思いますが、友人には楽しめる涙としても初心者の私たちにはハードな場合があります。
もしその時は友人に遠慮せずに今日はサーフィンを止めておくと言うふうに言いましょう。
気を遣って入ると言うことも考えると思いますが入ったところで溺れてしまうようではただ迷惑をかけるだけです。友人が入っても自分が止めると言う勇気を持ちましょう。